2006年11月26日

100ドルPCが最初の1000台製造に成功

100ドルPC
マサチューセッツ州に拠点を置く非営利団体 One Laptop per Child (OLPC:すべての子どもにラップトップを)は100ドルのノートパソコン(アメリカではラップトップPC(膝上PCの意))の製造出来たことを発表した。
ただ今のところ製造原価が150ドルだそうだ。なんのこちゃ100ドルじゃないではないか。
ただこのPCのスペック現代のパソコンとしては非力すぎる。OSはリナックス CPUは500Mhzハードデスクなし、500Mのフラッシュメモリー二昔前の性能だがメールとネット簡単なワープロくらいなら全く問題ない。
それに1−2年でフラッシュメモリは1G以上になるだろうし。
全世界65億人中10億人しかインターネットの恩恵を受けていないそうだ。
これは貧困や社会インフラの整備が悪いため全世界の84%がネットに接続する手段をもたない。

非営利団体 One Laptop per Child (OLPC)の計画では2007年第2四半期末までに、同ノートPCをリビア、ナイジェリア、ブラジル、アルゼンチンの子どもたちにいつでも届けられる段階まで整える計画だ。

私が思うに最大の難点はOSがリナックスであることだ。ただこれを機会にリナックスが世界的に普及してしまえばそんなことも問題ではなくなる。

日本の高速なインターネット環境。大学生のほとんどは自分のPCを持っている。就職活動にはPCは必須でアルバイトすれば簡単に手に入れることが出来、それも面倒な場合知り合いに古いPCをくれと言えば大抵は簡単に手に入る。つくづく日本は幸せな国だと思う。

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posted by ぐっちー at 00:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 地球人のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それでも魅力的な値段です
Posted by 東急不買 at 2006年11月26日 00:45
 素晴らしい企画です。デザインも単純だけど,大人しい子犬のような感じでいい。この PC で入門した子どもたちから,沢山の才能が開花することでしょう。
Posted by 陰丸 at 2006年11月26日 10:27
開発途上国の子供 一人一人にPCが行き渡ると埋もれている優秀な人材発掘に一役買うと思います。途中挫折せず世界中の子供達にPCが行き渡るといいですね。
まずは1億台生産できるといいな。
日本も役に立たないODAや中国に対するODAをやめてこれに振り替えるべきだろう。
非営利団体 OLPCのサイト
http://www.laptop.org/faq.jp.html
に詳しい説明がありました。

よくある質問とその回答

One Laptop per Child会長のNicholas Negroponteによる説明。

Q.100ドル・ラップトップとは何ですか?

現在企画されている100ドル・ラップトップは、Linuxベースで透過型フルカラーおよびその3倍の解像度となる反射型白黒液晶のデュアル・モード・ディスプレイを持ち、500MHzのプロセッサと128MBのDRAM、500MBのフラッシュメモリを搭載したものです。そのラップトップはワイヤレス・ブロードバンドも備え、メッシュ・ネットワークのノードとしても機能します。メッシュ・ネットワークでは、近隣のラップトップ同士がアドホック・ネットワークを構成することによって通信します。このラップトップには独創的な電源装置(巻き上げ式)が搭載され、巨大なデータを扱うこと以外はほとんどどのようなことでもできるようになります。

Q.なぜ発展途上国の子供にラップトップが必要なのでしょうか?

ラップトップは世界への窓であり、考えるための道具でもあります。自由な対話と探索を通じて学ぶことを学べる手段になるでしょう。

Q.なぜデスクトップ・コンピュータやリサイクルしたコンピュータを使わないのですか?

デスクトップは安いでしょうが、子供には夜家に持って帰れるという可動性が重要です。発展途上国の子供は頑丈なハードウェアと斬新なソフトウェアを用いた最新の技術を使うべきです。メーン州でのラップトップ活動の経験から、あらゆる科目の勉強や遊びにとってラップトップが大きな価値を持つということが示されています。ラップトップが家にあると、家族の絆を強めることにもなります。我々が実験をしたカンボジアのとある村では電気が家庭には来ていなかったので、ラップトップは家庭で最も明るい照明でもありました。リサイクルしたコンピュータに関して言えば、1台当たり1時間かけて再整備したとすると、1億台のコンピュータを処理するのに45,000人年の作業が必要となります。もちろんコンピュータのリサイクルも意味がありますが、One Laptop per Childにとっての解決策とはなりません。

Q.なぜそんなにコストを下げることができるのですか?

 まずディスプレイのコストを劇的に下げています。第一世代の機械は、安価なDVDプレイヤに搭載されているようなものを改良した斬新なデュアル・モード・ディスプレイを搭載します。そのディスプレイは太陽光の下ではハイ・レゾリューションの白黒モードで使うことでき、35ドル程度のコストとなります。次に、今日の「肥満体の」ラップトップから余計な脂肪を落としてあります。ソフトウェアの3分の2は、残り3分の1の管理をするだけですしその3分の1も同じ機能を9通り提供することになっています。
最後に、ラップトップを政府の教育部門に大きな数量で直接販売して、教科書のように配布することを予定しています。
Posted by ぐっちー at 2006年11月26日 14:52
Q.なぜ一人一人の子供がコンピュータを持たなくてはならないのですか? 共用のコンピュータではいけないのですか?

普通は共用の鉛筆がよいとは思わないでしょう。子供は自分の鉛筆を使うべきです。鉛筆は考えるための道具として、仕事や遊び、お絵かき、算数の勉強などに安価に使えます。コンピュータも同様ですがさらに強力な道具となりうるでしょう。さらに言えば、子供にとってはボールや人形や本のような何かを所有することがとても大切です。子供はそのような所有物を大切に扱いたがりますので。

Q.通信はできますか? 通信サービスは発展途上国では高価なものではないのですか?

ラップトップを起動すると、ひとりでに対等なノードからなるメッシュ・ネットワークを構成するようになります。これはMITとメディア・ラブで当初開発された技術です。我々は、インターネット・バックボーンに接続する安価な方法も模索しています。

Q.1000ドルのラップトップにできて100ドル・ラップトップにはできないことはありますか?

ほとんどありません。100ドル・ラップトップでもたいていのことはできるはずです。
ただ、巨大なデータを保存することはできないでしょう。

Q.どのように販売されるのですか?

ラップトップは政府に販売され、学校の生徒に「1人1台」で配布されます。初期段階として、中国、インド、ブラジル、アルゼンチン、エジプト、ナイジェリアとタイと交渉が行われています。少量の機械が、開発者コミュニティを育てるためにその他の国で展開される予定です。商用版の販売も同時に模索しています。

Q.マーケットに届くのはいつ頃になるでしょうか? なにが最大の障害となるでしょうか?

現在のところ、2006年の終わりから2007年のはじめに出荷される予定です。5百万台から1千万台の注文と支払いが行われた時点で製造開始となります。
最大の障害はなんであれ1億台作る、ということそのものでしょう。これは単に流通の問題だけではなく、デザインの問題でもあります。この規模にはくじけそうにもなりますが、いくつかの会社からの提案には感心し驚かされています。半分以上の問題は、やる気になるだけで解決できるものだと感じています。

Q.デザイン・製造業者(ODM)はどこが受け持つのでしょうか?

台湾のQuanta Computer Inc.(廣達)がデザイン・製造業者(ODM)として選ばれました。
いくつかの企業との競争の後に役員会で承認されたものです。Quanta Computerは1988年に台湾で設立されました。100億USドル以上の売り上げを持つ世界最大のラップトップ・コンピュータ・メーカーであり、携帯電話や液晶テレビ、サーバーなども製造しています。Quantaは2億USドルでR&D Complex (QRDC)という研究開発センターを台湾に設立しました。2005年第3四半期に開所したこの施設は、約2万平方メートルの床面積を持ち、7,000人の技術者を収容できます。
Posted by ぐっちー at 2006年11月26日 14:54
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