ひとつは,一級建築塗装工事・看板制作の「小川塗装工芸社」さんのポスト。
3年前の撮影では,屋根が痛み,塗装もハゲて,哀れを誘うようなポストでした。これが塗装店のものでなければ,それ程気にならなかったのですが,いつでも簡単にきれいに出来る環境にあるポストのはずです。それがこの有様なので気になってしまいました。

それから時が流れ3年経ちました。今朝の撮影です。きれいになっていました。屋根だけが……。いい環境にいても,なかなか人間の人生もうまくいきませんが,このポストもいっぺんにきれいになることは出来ないようです。また今日から3年後はどうでしょうかね。

次は,ふたの壊れたポストです。ビニールやガムテープで幾度も補強されながら,役立つ仕事をなんとか維持していました。


しかし,ある時役目を終える日がきました。受信拒否宣言から半月もしないうちに,住居ごと片づけられ,その跡は駐車場になってしまいました。ご苦労様でした。あなたの思い出を,このブログに残します。

散歩の途中で,気になるポストを定点観測して ポストにエールを送っている陰丸さんを、やさしく感じました。近頃 街を見ていると いろいろなお店が、開店したり閉店したり,壊されたり、ビルが建ったり,壊されたりと あまりに早くて、「時はなんと早く過ぎ去るのかと。」追いつけない気持ちになります。