《地デジの普及率80%以上への疑惑》
アナログ放送の停波が10カ月が切ってきた現在、総務省は各家庭の80%以上が対策が済んでいると言う。
しかし、近所(練馬地区)のアンテナの状況を見る限り総務省発表の「80%の家庭が対策済み」ははなはだ疑問だ。
散歩がてら近所のアンテナの写真を撮ってきた。練馬ではUHFアンテナの方向を見ればその世帯が現在地デジを見ているのかTV埼玉か、TV神奈川を見ているのかがわかる。
練馬地区ではUHFアンテナが北に向いていればそれはTV埼玉を視聴している。南南東を向いていればTV神奈川、VHFアンテナと同じ方角を向いていればそれは地デジかMXTVを見ていることになる。
ここ練馬地区ではMXTVは15年前に開局したばかりの新しいU局なのでMXTVを見るためにUHFアンテナを上げた世帯はまずいない。
つまりVHFアンテナとUHFアンテナが同じ方向(東)を向いているか、UHFアンテナのみが東に向いて上がっていれば、練馬ではその家庭は地デジを受信していると判断される。

地上デジタル&アナログ放送&BS放送を受信

アナログ放送

アナログ放送(東)UHF(北 TV埼玉) BS放送(南)を受信

アナログ放送(東)UHF(東南 TV神奈川) BS放送(南)を受信

これは左と右はアナログのみ中央のみTV埼玉を受信。
ざっと近所(練馬区北部)を調査をして見たところ正しく地デジが受信できるようにUHFアンテナが揚がっているのは半数以下35−45%程度である。
いくらなんでもこれではオカシイので練馬ではこれにJCOMのケーブルTVを足した数字が地デジ普及率になると思われる。
現在JCOMに練馬地区のケーブルTVの加入世帯数を問合わせ中。
総務省やそれを鵜のみにしてどのような調査の結果なのかを明らかにしないまま地デジ普及率80%以上の数字だけ発表したマスコミはあまりに無責任。
私の地デジ普及率の調査方法はランダムに近所のアンテナを写真に撮りそのうち地デジを受信できるアンテナの数を数えた。
地デジ対策済みアンテナ数 =16軒
写真に写っているアンテナ数 =43軒
16÷43x100=37.2
《なんとアンテナより見る地デジ普及率は50%以下》
なんと37.2% まあこれは母集団がすくないのでかなり誤差が大きいので練馬区のアンテナによる地デジ普及率は35%から45%くらいだろうと推測した。
アンテナから見る限り練馬地区では50%はどう見ても越えていない。
あとはケーブルTV経由で地デジを見ている世帯割合を足すだけだ。
《練馬区におけるJCOM契約数が分かればケーブルTV経由の地デジ視聴率がわかる》
我が家はJCOMのデジタルチューナーを3台契約しているのでJCOMの練馬営業所に練馬区のJCOMの契約数を質問中。練馬地区の契約数を訪ねたがJCOMの全国契約数が約330万軒しか教えてもらえなかった。
それでも粘った結果、上司と相談後回答をもらえる事になっている。
ただ、JCOMの世帯契約率は2割を超えないだろう。
その場合、多く見積もって 40%+20%=60% くらいの普及率になる
練馬区の総世帯数は333,883世帯
posted by ぐっちー at 13:28| 東京 ☁|
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